さらばロボコップ…高見盛が引退表明 千秋楽で有終白星

[ 2013年1月27日 16:52 ]

千秋楽の取組前、おなじみの動きで館内を沸かせる高見盛

 大相撲元小結で東十両12枚目の高見盛(36)=本名・加藤精彦、青森県北津軽郡板柳町出身、東関部屋=が初場所千秋楽の27日、現役引退を表明した。

 高見盛はこの日、若荒雄を肩透かしで破ったが、5勝10敗で今場所を終了。十両残留の目安は7勝で、12日目には幕下陥落が決定的になっていた。今後は年寄「振分」を襲名し、後進の指導に当たる。

 青森県・板柳中で中学横綱、弘前実時代にも国体少年の部で優勝し、日大4年時にはアマ横綱にも輝いた高見盛。東関部屋に入門し、1999年春に幕下付け出しで初土俵。2000年1月に新十両となり、同年7月には幕内に昇進した。殊勲賞1回、敢闘賞2回、技能賞2回。金星2個。制限時間いっぱいの際の派手なパフォーマンスで“角界のロボコップ”として人気を集めた。

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