18歳丹羽 水谷破り初V 藤井寛、若宮組は4連覇

[ 2013年1月20日 16:47 ]

 卓球の全日本選手権最終日は20日、東京・国立代々木競技場で行われ、ロンドン五輪代表が争った男子シングルス決勝は18歳の丹羽孝希(青森山田高)が過去5度優勝の水谷隼(ビーコン・ラボ)を4―3で破り、初優勝した。同種目で高校生の日本一は前回の吉村真晴(愛知工大)に次いで史上3人目。丹羽は男子ダブルスとの2冠を達成し、世界選手権(5月・パリ)代表入りした。

 女子ダブルス決勝は藤井寛子、若宮三紗子組(日本生命)が小野思保、森薗美咲組(日立化成)を3―0で下し、史上2組目の4連覇を成し遂げた。

 ▼丹羽孝希の話 水谷さんには全日本で過去2回負けているし、リベンジできてうれしい。優勝の実感はまだない。この1年で自分の力を証明できるように頑張りたい。

 ▼水谷隼の話 勝負を分けたのは、5カ月間のブランクがあったからなのかもしれない。毎年若手のレベルが上がっているし、自分も負けないように頑張りたい。

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2013年1月20日のニュース