日馬、7戦全勝の後に訃報…「マジでっ!ショック」

[ 2013年1月20日 06:00 ]

日馬富士(右)は魁聖を送り出す

大相撲初場所7日目

(1月19日 両国国技館)
 危なげない相撲で魁聖を下し、7戦全勝。単独トップを守って西支度部屋に帰ってきた日馬富士を待っていたのは訃報だった。納谷氏の死去を報道陣から聞かされると、「マジでっ!」と目を見開いた。

 納谷氏については「話した記憶はあまりない」と前置きしながらも「本当に(角界の)英雄ですから。ショック。びっくりしました」と驚きを隠さなかった。

 もちろん、先輩横綱として尊敬の念を抱き、昔の取組映像などは見ている。強さだけではなく「きれいな相撲でした」と美しさも印象に残ったという。インタビュー記事を読んだときには、幼いころの苦労や相撲に対する真しな姿勢に感銘を受けたと明かした。

 大関時代には「頑張れ」と声を掛けられたこともあった。「横綱になってあいさつにいきたかった」。天国の大横綱に横綱としての初優勝をささげるしかない。

続きを表示

2013年1月20日のニュース