神戸製鋼4季ぶりプレーオフ進出 初黒星も手応え

[ 2012年12月17日 06:00 ]

<神戸製鋼・東芝>後半42分、東芝・藤井のタックルをかわし意地のトライをあげる神鋼・今村

ラグビートップリーグ 神戸製鋼27-29東芝

(12月16日 ホームズ)
 3試合を行い、2位の神戸製鋼は東芝に27―29で敗れ、今季初黒星(9勝1分け1敗)を喫したが、7点差以内の敗戦によるボーナス勝ち点1を獲得して46とし、4季ぶりに上位4チームによるプレーオフ進出を決めた。ヤマハ発動機はNECを49―35で退け、勝ち点35で5位をキープした。

 神戸製鋼にとって価値を見いだせる初黒星だった。ラストプレーで自陣での密集からつないだボールをWTB今村が受けると、約60メートルを独走してトライ。勝ち点1をもぎ取り、プレーオフ進出を決めた。苑田ヘッドコーチは「ネバーギブアップの精神で1ポイントを取った。選手を誇りに思う」とうなずいた。今季からWTBに転向した28歳は「厳しい時間だったし、トライを取れてよかった」とホッとした表情を見せた。

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2012年12月17日のニュース