田中兄弟、平行棒でワンツー 佑典は鉄棒と2冠

[ 2012年12月17日 06:00 ]

平行棒で優勝した田中佑典(中央)と2位の田中和仁(左)

体操豊田国際最終日

(12月16日 愛知・豊田市総合体育館)
 田中和仁(27=徳洲会)、佑典(23=コナミ)の兄弟が平行棒で1、2位を独占した。

 15・275点で1位だった弟の佑典は「兄の演技を見て、負けたかなと思ったが、去年に続いて連覇できたのでよかった」と鉄棒との2冠で今年を締めくくり笑顔を見せた。ロンドン五輪では、種目別の平行棒で和仁が4位、佑典が8位だった。15・125点で2位の和仁は「この冬に体を一回り大きくして、海外の器具にも苦戦しないようにしたい」と意気込み、佑典は「得意の平行棒と鉄棒をより強化したい」と話していた。

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2012年12月17日のニュース