北の湖理事長が1年総括「相撲内容は良かった」

[ 2012年11月25日 20:02 ]

23度目の優勝を果たし、北の湖理事長(右)から賜杯を受け取る白鵬

大相撲九州場所千秋楽

(11月25日 福岡国際センター)
 日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は25日、一年納めの大相撲九州場所を終え「春、夏場所は優勝決定戦だったし、名古屋と秋場所も千秋楽まで盛り上がった。相撲内容は全体的に良かったと思っている」と総括した。

 1月に史上初めて協会トップへ返り咲いた北の湖理事長は危機管理をテーマに掲げた。昨年の八百長問題のような大きな不祥事は起きず、久々に平穏無事なまま1年を終えようとしている。

 来年は相撲協会の公益財団法人移行が焦点となる。理事長は「伝統を守りつつ、公益法人に認定されるように頑張っていく。ただ、ファンの皆さまは土俵を見に来ている。土俵の充実をずっと続けていかなければならない」と言葉に力を込めた。

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2012年11月25日のニュース