テキサンズ開幕3連勝!QBショーブ負傷も意地のプレー

[ 2012年9月25日 06:00 ]

 NFLテキサンズが敵地デンバーでブロンコスを31―25で下し、エクスパンションでチームが誕生した02年以来、初めての開幕3連勝を飾った。エースQBマット・ショーブ(31)は第3Q、頭部にタックルを浴びて左の耳たぶの一部が吹き飛ぶというアクシデントに見舞われたが、TDパスを4人のターゲットに投げ分けて勝利に貢献。コルツからブ軍に移籍したペイトン・マニング(36)は52回のパス試投で成功は26回に終わり、テ軍守備陣の圧力に屈する形となった。

 第3Qの3分すぎ。ブロンコスのLBメイズが、下から突き上げるようにヘルメットからテキサンズのショーブの頭部をヒットした。違法で危険なタックルを浴びたショーブはその場でこん倒。トレーナーが駆け寄ったが左の耳たぶがちぎれ、血がにじみ出ていた。しかし司令塔は奮闘。「痛かったけれど、まだ行けると感じた」と、このクオーターの残り1分33秒にはTEダニエルズに4つ目のTDパスを通して勝負を決めた。

 昨季は10勝6敗。戦力は充実しておりAFCの優勝候補にも挙げられている。ヒューストンを本拠にしている新興チーム。これまで苦手にしていたマニングを倒したことで、勢いがさらに増していきそうだ。

 ≪ロードで初めてマニングに勝った!≫テ軍の対マニング(コルツ時代を含む)は3勝16敗で、ロードで勝ったのは通算19戦目で初めて。330ヤードを稼いだマニングの300ヤード突破は通算64回目で、マリーノ(元ドルフィンズ)を抜いて歴代最多。

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2012年9月25日のニュース