過去の“注文” 朝青龍に引退勧告など…

[ 2012年9月25日 06:00 ]

横綱審議委員会 日馬富士を満場一致で横綱に推薦

 【過去の横審“注文”】

 ▽初の呼び出し(99年9月27日) 秋場所で負け越した3代目・若乃花を会合に招集。直接、休場勧告を突きつけた。

 ▽不快感(00年1月6日) 貴乃花、3代目・若乃花、武蔵丸がケガで稽古総見を欠席。「横審が軽視されてる」「ケガが多いのは緊張感が足りないから」と不満が相次いだ。

 ▽最後通告(7月22日) 7場所連続休場の貴乃花について翌場所の出場を厳命するとともに渡辺恒雄委員長は「責任をまっとうする自信がなければ自ら決してくれということ」と横綱の責任が果たせなかった場合は自主的な引退を求めた。

 ▽品格指導(03年1月27日) 2場所連続優勝を果たした朝青龍の横綱昇進を満場一致で決めたが、内館牧子委員が「品格を直してほしいと注文し、親方に指導をお願いした」と注文した。

 ▽引退勧告(10年2月4日) 初場所中に暴行騒動を起こした朝青龍に対し、引退勧告書を武蔵川理事長に提出することを決定。鶴田委員長は「横綱としてあるまじき行為」と批判したが、理事長に提出する前に朝青龍が引退を決断した。

 ▽変化を批判(12年7月23日) 名古屋場所で白鵬が稀勢の里に対して仕掛けた立ち合い変化について、鶴田委員長が「あれはよくない。がっちりと受け止めないと」と苦言を呈した。

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