不知火型2人は初めて 師匠は伝統継承の意向

[ 2012年9月23日 22:11 ]

 日馬富士の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は23日、横綱昇進が確実な弟子の土俵入りについて「うちの(一門の)伝統だからね」と話し、自身の現役時代と同じ不知火型とする意向を明かした。

 日本相撲協会広報部によると、土俵入りで不知火型を披露する横綱が同時期に複数いたことはない。日馬富士は白鵬とともに、立浪一門の流れを継ぐ春日山・伊勢ケ浜連合の所属。日馬富士が昇進すれば、史上初めて不知火型の横綱2人が並び立つ。

 「不知火型は短命」といわれることもあるが、白鵬の活躍でイメージは変わりつつある。雲竜型は朝青龍が引退して以降は途絶えている。

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2012年9月23日のニュース