真央ら安全を条件に派遣へ 11月に中国杯

[ 2012年9月23日 16:02 ]

 日本スケート連盟は23日、東京都内で理事会を開き、尖閣問題を受けて選手派遣の中止が懸念されているフィギュアのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(11月・上海)について、安全確保を条件に浅田真央(中京大)らを予定通り出場させる方針を確認した。国際スケート連盟と中国協会に安全対策の徹底を求める文書を送り、警備員の配備も検討する。

 橋本聖子会長は、ソチ冬季五輪に向けた強化面では大会の重要性に言及した上で「身の安全が第一。大会の1週間、10日前まで現状が続けば(派遣中止を)判断せざるを得ない」と話した。

 中国杯には高橋大輔(関大大学院)や安藤美姫(トヨタ自動車)もエントリーしている。

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2012年9月23日のニュース