鶴見、唯一の５６点台！日体大の４４度目の優勝に貢献

鶴見虹子の平均台の演技

全日本学生選手権第１日

（8月23日 仙台市体育館）
　ロンドン五輪を終えてから、わずか１日しか休みを取らずにこの大会に挑んだ鶴見は合計でただ一人の５６点台をマークし、日体大の４４度目の優勝に貢献した。「大学代表として出た大会で、仲間とともに楽しく戦えた」と満足そうだった。

　今春に日体大に進学。重圧が大きい五輪と違って競技中はチームメートと談笑する姿も見られ、丁寧な演技を心掛けた。

　最終日の個人総合は順当なら優勝は堅い。鶴見は「きょう乱れた着地をしっかり修正したい」と、課題を認識していた。