女子マラソン代表が抱負 尾崎「最低入賞」

[ 2012年8月4日 01:12 ]

 ロンドン五輪の女子マラソンの日本代表は5日午前11時(日本時間午後7時)のスタートを控えた3日、選手村で取材に応じ、尾崎好美(第一生命)は「最低でも入賞したい。自分の力を出し切るだけ」と意気込んだ。

 日本勢は全員が初出場となる。木崎良子(ダイハツ)は「今の力の百パーセントを出し切って、笑顔でゴールしたい」と言えば重友梨佐(天満屋)も「順調にきている。最後まで粘り強く走りたい」と抱負を話した。

 前回北京五輪では2連覇を狙った野口みずき(シスメックス)が故障で欠場したのが響いて、5大会ぶりにメダル獲得を逃した。この反省から日本陸連は体調などの定期的な報告を代表選手に義務づけ、故障による欠場を防ぐ方策に取り組んだ。この種目では初めて、所属チームの垣根を越えた五輪前の合同高地合宿も米国で実施した。

 レースはバッキンガム宮殿前の大通りを発着点にロンドン市内を3周するコースで行われる。道幅が狭いところがある上にカーブが多く、位置取りも重要になる。2時間20分を切るタイムを持つ出場予定選手はケニア、エチオピア勢を中心に8人。天候次第でハイペースになる可能性もある。(共同)

続きを表示

2012年8月4日のニュース