入賞あと一歩…手応えつかんだ新谷「宇宙人と走っているわけでない」

[ 2012年8月4日 09:32 ]

女子1万メートル 9位でゴールし、手を振って声援に応える新谷仁美

ロンドン五輪陸上

 初出場の新谷仁美(ユニバーサルエンターテインメント)が女子1万メートルで日本歴代3位の30分59秒19をマークし、日本勢最高の9位に入った。

 スタートから飛び出した日本の“3人娘”。「日本の結束が結果に付いてくると思った」と福士、吉川と先頭を入れ替わりながらレースを引っ張る作戦通りの展開だった。5千メートル手前でアフリカ勢にのみ込まれ、最後の1周は英国勢を追ったが入賞には届かなかった。新谷は「全力を出し切ったと思うので、少し悔しい部分もあるが、満足している」と複雑な表情。それでも24歳は「言葉と肌の差はあるけど、別に宇宙人と走っているわけでない」と手応えをつかんでいた。

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