“ドリーム”米国、史上最多156得点で圧勝!

[ 2012年8月4日 06:00 ]

ナイジェリア戦で、シュートを放つ米国のアンソニー(左)

ロンドン五輪 バスケットボール男子1次リーグA組 米国156―ナイジェリア73

 バスケットボール男子の予選グループ3日目が行われ、米国は五輪史上最多得点(156)を挙げてナイジェリアに圧勝。カーメロ・アンソニー(28=ニックス)は3点シュートを10本成功させて、米国代表の史上最多得点記録(37)をマークした。83点差は五輪史上の最大点差となった。スペインとロシアは1点差で勝利を収め3戦全勝。米国とともに2試合を残して準々決勝進出を決めた。

 第1Q残り4分からコートに登場した米国のアンソニーは、わずか14分29秒の出場時間で37得点。「代表の試合の一つでしかない」と記録には興味を示さなかったが、次々にシュートを決め得点を重ねた。16得点のブライアントは「同じ夜に全員が絶好調というのは大きな問題だね」とニヤリ。第3Q残り4分48秒でチーム得点は早々と100点に。ナイジェリアでただ1人のNBA選手、ディオグは「彼らを倒すチームがいるとは思えない」とお手上げだった。

 ≪過去最多得点は88年のブラジル≫五輪での過去のチーム最多得点は、88年ソウル大会でブラジルがエジプト戦でマークした138。最大点差は92年バルセロナ大会の初戦で米国がキューバを相手(136―57)に記録していた79だった。

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2012年8月4日のニュース