添田2回戦へ 五輪前最終戦…サーブさえた

[ 2012年7月19日 06:00 ]

シングルス1回戦でグザビエ・マリスに競り勝った添田豪

 男子テニスのアトランタ・オープンは17日、米ジョージア州アトランタでシングルス1回戦を行い、ロンドン五輪代表で第8シードの添田豪(空旅ドットコム)は世界ランキング71位のグザビエ・マリス(ベルギー)に4―6、7―5、6―4で競り勝ち、2回戦へ進出した。添田は相手のサーブを粘り強く返して盛り返し、第3セットの2―3から3ゲームを連取して押し切った。同じロンドン五輪代表で第3シードの錦織圭(日清食品)は2回戦から登場する。

 五輪前最後の大会で幸先良く勝利した添田は「サーブが特に良く、大事なところでポイントが取れた」と喜んだ。ツアー3勝の実力者を相手に9本のサービスエースを決め、相手のサービスゲームでは、粘り強いリターンでミスを誘った。第2セットを7―5で奪い返すと、第3セットの3―3から打ち合いの末にブレークに成功。「絶対に取りたかった」とガッツポーズをつくって流れをつかみ、雨で長い中断を挟んだ接戦を制した。欧州を連戦した疲れが抜け、動きが良くなってきた。2回戦へ向け「きょうと同じ挑戦する気持ちでやる」と意気込んだ。

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2012年7月19日のニュース