やり投げの村上 地元で壮行会「最高の投てき見せたい」

[ 2012年7月19日 17:57 ]

生名小学校で開かれた壮行会で意気込みを語るロンドン五輪陸上男子やり投げの村上幸史

 ロンドン五輪日本選手団で主将を務める陸上男子やり投げの村上幸史選手の壮行会が19日、出身地の愛媛県上島町の生名小学校で開かれ、町内の小中学生約300人がエールを送った。

 上島町が主催した壮行会で、小学生は花束と「世界で輝け私たちの星」と書かれた横断幕を贈呈。村上選手は「今日のことを思いながらロンドンで最高の投てきをしたい」と意気込んだ。

 小学生の時の担任や、同県今治市の今治明徳高校で一緒に練習した仲間からのビデオレターも上映され、村上選手は時折、うなずきながら見入っていた。

 瀬戸内海に浮かぶ同町の生名島で育った村上選手は壮行会後、「自分と同じ島で育った子どもたちに応援してもらえるのは格別。全力を出し切りたい」と話した。

 村上選手はこの日、中学時代に同選手にやり投げを勧めた元生名中教諭の故中谷博さんの墓参りもした。

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2012年7月19日のニュース