日本選手団主将の村上、開会式不参加…国内で最終調整を優先

[ 2012年7月19日 19:53 ]

元生名中教諭の故中谷博さんの墓参りをする村上幸史選手

 ロンドン五輪の日本選手団主将を務める陸上男子やり投げの村上幸史(32)=スズキ浜松AC=が27日の開会式に参加しないことが19日、関係者の話で分かった。公式行事への参加を要望する日本オリンピック委員会(JOC)が日本陸連などと調整したが、大会後半になる競技日程を考慮し、国内での最終調整を優先させる形で決着した。

 最近の夏季五輪では、2000年シドニー五輪の日本選手団主将、杉浦正則(野球)が開会式に参加しなかった。

 JOC関係者は「競技を優先してもらうことで了承した」と述べた。村上主将は21日の日本選手団結団式と壮行会には参加する。来週から同じやり投げ代表のディーン元気(早大)と東京都内で合同合宿を行い、8月3日にロンドン入りする予定。

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2012年7月19日のニュース