稀勢の里 乾杯でV争いから脱落…「何もないですね」

[ 2012年7月19日 06:00 ]

大相撲名古屋場所11日目

(7月18日 愛知県体育館)
 稀勢の里が3敗目を喫して優勝争いから脱落した。気迫十分の相手の張り手に熱くなり、脇が甘くなって墓穴を掘った。

 苦し紛れの突き落としを見せたものの、日馬富士の出足を封じることはできず、土俵を割った。相手の術中にはまっての完敗に支度部屋では鉄仮面のような表情で「何もないですね」と一言だけ。あとは何を聞かれても出るのはため息ばかりだった。

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2012年7月19日のニュース