選手村受け入れ態勢整う ロンドン市長も完成度に自信

[ 2012年7月12日 20:19 ]

 27日に開幕するロンドン五輪の選手村の受け入れ態勢が整い、12日に報道陣に公開された。市東部の五輪公園の一角に位置する選手村のツアーにはロンドンのボリス・ジョンソン市長が同行し、16日の開村に向け「できる限りのことをしたので、世界の一流選手を迎え入れることができる」と完成度に自信を示した。

 一面に芝生が広がる公園を取り囲むように設けられた11区画の宿泊棟には、約1万6千人の選手、役員が滞在する。5千席の巨大な食堂のほか、営業が始まった店舗も公開され、美容サロンで手のケアを受けたジョンソン市長はご満悦だった。

 9日からは各国・地域の役員が入村を始めており、選手団の受け入れに備え、村内を視察する姿が見られた。日本オリンピック委員会(JOC)強化部の柳谷直哉副部長は「食事もおいしく、大きな問題はない。寒いのと雨が多いので、体調管理が重要」と話した。(共同)

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2012年7月12日のニュース