佐藤愛子引退 昨年柔道57キロ級世界女王から指導者に

[ 2012年7月12日 06:00 ]

引退の記者会見後、了徳寺学園の山田監督(左)と握手する佐藤

 昨年の柔道世界選手権57キロ級を制した佐藤愛子(28=了徳寺学園職)が11日、千葉県内の了徳寺大で会見を開き、現役引退を表明した。

 08年北京五輪で右膝のじん帯を断裂しながら、昨年の世界選手権で優勝したことに触れ「結果もそうだけど、凄く充実した一日を過ごせて満足した部分があった」と話し「もう(現役は)おなかいっぱいです」と笑顔を見せた。また、旭川南高時代から同級生としてともに戦ってきたロンドン五輪63キロ級代表の上野に「普通にやれば普通に勝てると思う」とエールを送った。今後は了徳寺学園と母校・筑波大の指導者として後進を指導する予定という。

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2012年7月12日のニュース