陸上男子短距離の江里口「自分の力を出し切ることを目標に」

　陸上男子短距離でロンドン五輪代表の江里口匡史（大阪ガス）が９日、大阪市内にある所属先での壮行会で「僕のベストでも決勝に行くのは厳しい。まずは自分の力を出し切ることを目標にしたい」と抱負を語った。

　８日に札幌で行われた南部記念の男子１００メートルに出場予定だったが、大会数日前のウエートトレーニングで腰を痛めたため欠場した。五輪前最後のレースで状態を確かめることができず、指導する朝原宣治コーチは「予定通りにいかなかったので、合宿でもう一度集中しないといけない」と課題を挙げた。