76年ぶりVならず涙 A・マリー「挑戦していくけど簡単じゃないだろう」

[ 2012年7月9日 10:45 ]

ウィンブルドン選手権男子シングルス決勝、インタビュー中悔しさで涙を抑えきれなかった準優勝のA・マレー

ウィンブルドン男子シングルス決勝 フェデラー3―1A・マリー

(7月8日 英ロンドン・オールイングランドクラブ)
 英国男子で76年ぶりのシングルス制覇はならなかった。A・マリーは四大大会4度目の決勝進出で初めて1セットを奪ったことで「(優勝に)近づいているよ」と大観衆に語り掛けると、声を詰まらせた。「今後も挑戦していくけど、簡単じゃないだろう」と悔しさで涙を抑えきれなかった。

 長いラリーに持ち込んでペースを握ったが、第3セット途中で「屋根を閉めてからフェデラーが信じられないテニスをした」と後手に回った。「アンディ」コールで後押しした地元ファンや、ウィンブルドンで優勝できなかった元世界1位のレンドル・コーチの期待に応えられなかったが「今までウィンブルドンの決勝に来たことはなかった。まだ進化している」と雪辱を誓った。(共同)

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