太田“北京パターン”に自信「調子上がってきた」

[ 2012年7月6日 06:00 ]

笑顔で決意表明する太田(中)

 フェンシング日本代表の壮行会が都内で行われ、北京五輪男子フルーレ個人銀メダルの太田雄貴(26=森永製菓)ら8選手が参加した。太田は「4年前と同様に、本番まで1カ月を切って調子が上がってきている。いい状態で五輪を迎えられそう」と“ニート剣士”として一躍名を売った北京五輪時と同じ仕上がりに自信を見せた。

 1回戦で敗退した5月の高円宮杯W杯以降は出場予定だった試合をすべてキャンセルし、練習で追い込んできた。「体が動くようになってきて、気持ちも乗ってきた」と表情も明るい。4年前は大津市の自宅でテレビ観戦した父・義昭さんら家族も今回は現地入りする予定。「個人でも団体でも一番高いところに上がって、いい笑顔を見せたい」と最高の親孝行を誓った。

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2012年7月6日のニュース