日本カーリング協会 補助金を二重受給の疑い

[ 2012年7月6日 22:52 ]

 日本カーリング協会が昨年の国際大会への選手派遣で、文部科学省からの国庫補助金と世界カーリング連盟の助成金を二重に受給した疑いがあることが6日、分かった。文科省の選手強化事業で競技団体への補助金交付の窓口となる日本オリンピック委員会(JOC)が調査している。

 問題となったのは昨年1月のパシフィック・ジュニア選手権と同3月の世界ジュニア選手権。国から合計744万円の補助を受け、そのうち553万円が渡航費だったという。世界連盟からは約300万円を助成された。費目が重複していれば、二重受給の可能性が高くなる。

 JOCはこの日、文科省を訪れて日本協会から口頭で受けた説明を報告し「今後は関係書類を詳細に調査する」としている。

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2012年7月6日のニュース