孔子末裔 黒木が今季女子初めて関東予選へ

[ 2012年6月12日 06:00 ]

トップ通過を果たした篠原

スポニチ主催内閣総理大臣杯第43回日本社会人ゴルフ選手権関東予選マンデートーナメント埼玉会場

(埼玉県飯能市 久邇カントリークラブ=パー72)
 関東予選へラストチャンスとなるマンデートーナメントがA、B、Cブロックに分かれて争われた。Bブロックでは篠原裕明(30)が2オーバーの74で回り、3ブロックを通してのベストスコアでトップ通過。Aブロック32人、B34人、C28人の上位合計94人が、来月1日の長野会場(軽井沢72ゴルフ 北コース)からスタートする関東予選への出場権を手にした。

 Aブロックの黒木が89をマークし、女子選手として今季初めて関東予選大会への進出を決めた。「女性があまり出ていないと聞いてびっくりしたけど、チャレンジしてみようかなと思った」。中国四川省出身のシングルマザーで、24年前に仕事で来日。中国の思想家・孔子の末裔(まつえい)だという46歳は「関東予選は80前後で回りたい」と新たな目標を立てた。

 ≪篠原トップ通過≫全参加選手中ベストの74をマークしたBブロックの篠原は「アイアンの調子が良かった。うまく回れました」と満足げ。午前中から雨が降りしきっていたが「全く気にならなかった」と振り返った。父親が経営する千葉県船橋市のゴルフ練習場で働く30歳。昨年は関東予選(茨城会場)で敗退しただけに「今年は全国大会までいきたい」と意気込んでいた。

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2012年6月12日のニュース