錦織、添田、伊藤が五輪シングルス出場権

[ 2012年6月12日 00:40 ]

 テニスのロンドン五輪シングルス出場権が決まる11日付世界ランキングが発表され、日本勢は男子で18位の錦織圭(日清食品)と54位の添田豪(空旅ドットコム)、68位の伊藤竜馬(北日本物産)の3人が五輪出場権を獲得し、五輪代表に決まった。錦織は2008年北京五輪に続く2大会連続の代表。

 女子で74位のクルム伊達公子(エステティックTBC)と84位の森田あゆみ(キヤノン)は五輪出場権が与えられる1カ国・地域最大4人の上位56人に入れなかった。けがなどで辞退選手が出た場合は出場権のラインが下がるが、2人は五輪切符を得る可能性が低い。

 日本テニス協会は国際テニス連盟(ITF)の五輪推薦枠に五輪会場のウィンブルドン選手権で過去に4強入りの実績を持つクルム伊達を申請する方針で、出場の可否は28日に決まる見通し。08年北京五輪では推薦枠で男子の錦織が出場した。

 女子は全仏オープン初制覇で史上10人目の四大大会全制覇を果たしたマリア・シャラポワ(ロシア)が4年ぶりに1位に返り咲いた。

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2012年6月12日のニュース