佳純 U―21女子単初戦で思わぬ苦戦

[ 2012年6月8日 06:00 ]

<ジャパンオープン荻村杯>石川佳純はポイントを奪いガッツポーズ

 卓球の荻村杯ジャパン・オープン第2日は7日、グリーンアリーナ神戸で男女単複の予選リーグが終了し、決勝トーナメントの組み合わせが決まった。女子シングルスで09年モロッコ・オープン以来のツアー優勝を狙うロンドン五輪代表で世界ランク8位の福原愛(23=ANA)は1回戦で同105位のコムウォン(タイ)と、同5位の石川佳純(19=全農)は同44位のリャウ・ジャー(オーストリア)と対戦する。

 本大会に先立ってU―21女子シングルスに出場した石川だが、1回戦は思わぬ辛勝だった。世界ランク194位のエーラント(オランダ)の回転の利いたバックハンドに苦しみ、フルセットまでもつれ込んだ。現在2位につける日本女子のチームランキング維持のためにも、シングルスとの両種目で結果が必要だけに、試合直後は「よかった~」と胸をなで下ろしたが、会見では笑顔はなし。「先手が取れずに焦ってしまった」と反省しきりだった。

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2012年6月8日のニュース