柔道女子代表が合宿公開…松本、早くも金メダル宣言

[ 2012年6月8日 18:37 ]

 ロンドン五輪の柔道女子代表7人全員が8日、佐賀県嬉野市内で強化合宿を報道陣に公開し、金メダルが期待される48キロ級の福見友子(了徳寺学園職)や57キロ級の松本薫(フォーリーフジャパン)らが精力的な乱取りで汗を流した。世界ランク1位の松本は「私の中では金メダルしか考えていない。もっと追い込んで自分に自信をつける」と力強く宣言した。

 20メートル間を往復するシャトルランで、松本は代表選手最高の60往復以上をマークし、身体能力の高さを示した。日本女子の園田隆二監督は「いかにして(軽量の)下の三つを勝たせるかだ」と福見と松本、52キロ級の中村美里(三井住友海上)の優勝を計算に入れ、金メダル量産をにらんだ。

 78キロ超級の杉本美香(コマツ)は合宿直前に左肩を亜脱臼し、別メニューで調整した。「焦りはあるが痛みには慣れているから大丈夫。ここから気持ちを上げていく」と厳しい表情で話した。

 合宿は12日まで行われる。

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2012年6月8日のニュース