開幕戦は慶大勝利　関東大学春季ラグビー

　大学ラグビーの公式戦増加などを目的に新設された関東大学春季大会が２８日、東京・拓大八王子グラウンドで開幕し、慶大（対抗戦）が拓大（リーグ戦）を３１―２７で下した。対抗戦とリーグ戦各１部の計１６校が前年度の成績で上位４校と下位４校に分かれ、対抗戦―リーグ戦の形式で７月１日まで行われる。

　この日は下位グループの対戦。慶大の田中真一監督は「この時期からタフな試合をするのは厳しい面もあるが、強化の考えは理解するし、協力したい」と話し、拓大の遠藤隆夫監督は「例年春に競る試合をする経験は少なく、いい機会をもらった」と歓迎した。