鶴巻、天野ら五輪枠逃す…レスリング五輪予選第2日

[ 2012年4月28日 18:04 ]

 レスリングのロンドン五輪世界予選第2日は28日、中国の太原で行われ、男子グレコローマンスタイルで74キロ級の鶴巻宰(自衛隊)84キロ級の天野雅之(中大職)と男子フリースタイル120キロ級の荒木田進謙(専大ク)は、いずれも上位3人に与えられる五輪出場枠を獲得できなかった。

 鶴巻は2回戦でアゼルバイジャン選手に敗れ、敗者復活戦も敗退した。天野は準々決勝でグルジア選手に屈し、敗者復活戦に回れなかった。荒木田はイラン選手に敗れた初戦の2回戦で負傷し、敗者復活戦を棄権した。

 出場枠を逃した階級は五輪世界最終予選(5月4~6日・ヘルシンキ)で五輪切符を目指す。

 ▼鶴巻宰の話 こんな程度にしか強くなれなかったかと自分にがっかりです。指導や応援してくれた人に会わす顔がない。結果を見れば、4年間何も成長していなかった。

 ▼天野雅之の話 五輪アジア予選と違って全てを出せた。負けたグルジア選手は(身長が)大きい相手なので距離をとっていたら、自分も攻め手がなくなった。

 ▼荒木田進謙の話 第1ピリオドにいい攻めもあったが、ポイントにつなげられなかった。(左膝の)けがは1週間で治るそう。最終予選にかけるために大事を取って棄権した。(共同)

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2012年4月28日のニュース