稀勢の里が大関昇進パーティー「さらに上を目指したい」

[ 2012年2月4日 20:43 ]

 昨年九州場所後に大関になった稀勢の里の昇進披露パーティーが4日、東京都内のホテルで約1500人が出席して開かれ、稀勢の里は同場所前に急逝した先代の鳴戸親方(元横綱隆の里)への感謝とともに「やるからにはさらに上を目指したい」と誓った。

 来賓からも綱とりへの期待が寄せられ、日本相撲協会の九重事業部長(元横綱千代の富士)が、欠席した北の湖理事長(元横綱)の「一日も早く先代親方のような横綱になることを期待している」との祝辞を代読した。横綱審議委員会の鶴田卓彦委員長も「早く日本人の横綱がほしい。大関がトップではない」とあいさつした。

 会場には先代親方が大関時代に使用した富士山の図柄をモデルにしたものなど3本の新しい化粧まわしが飾られた。稀勢の里は「先代につくっていただいた基礎の上に新たなものを築きたい」と話した。

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2012年2月4日のニュース