元関脇土佐ノ海が断髪式 ライバル3人そろい踏みに感無量

[ 2012年2月4日 17:46 ]

断髪式で先代伊勢ノ海親方(右)に大銀杏を切り落としてもらう、元関脇土佐ノ海の立川親方

 大相撲で一昨年12月に引退した元関脇土佐ノ海の立川親方(39)=本名山本敏生、高知県出身、伊勢ノ海部屋=の引退、年寄「立川」襲名披露大相撲が4日、東京・両国国技館で開かれ、断髪式で俳優の中井貴一ら約360人がはさみを入れ、入門時の師匠だった先代伊勢ノ海親方の森田武雄氏が大銀杏を切り落とした。

 同大出身の立川親方とアマチュア時代から好敵手だった藤島親方(元大関武双山)、同じ1972年生まれの浅香山親方(元大関魁皇)と片男波親方(元関脇玉春日)が断髪の際、3人そろって土俵に上がる珍しい場面もあった。立川親方は「思い出にしたいと思い、お願いした。ありがたかった」と感慨に浸った。

 本来は昨年5月に引退相撲を実施する予定だったが、八百長問題の影響で延期していた。

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2012年2月4日のニュース