仲裁申請のボート・武田 「後輩のため」あらためて訴え

[ 2012年2月4日 06:00 ]

記者会見する、日本スポーツ仲裁機構に仲裁を申し立てたボートの武田大作

 昨年11月に行われたボートのロンドン五輪アジア大陸予選の男子軽量級ダブルスカル代表選考会の結果を不服として日本スポーツ仲裁機構に申し立てた五輪4大会連続代表の武田大作(38=ダイキ)が3日、都内で会見を開き、あらためて日本ボート協会に代表選考の見直しを求めた。

 武田は「選考会のタイムを公表せず、選考会終了後に選考基準を変更したのは納得できない」とし「今後の選手に対して、こういうことが起こらないように」と申し立てた理由を説明。一方、日本協会の平岡英介副会長は「基準の解釈の問題。(仲裁を)応諾することになると思う」とし、同機構の判断にゆだねる考えを示した。

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2012年2月4日のニュース