伊東 W杯札幌大会へ抱負 「成績はついてくる」

[ 2012年1月27日 14:30 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ札幌大会(28、29日)を控え、有力選手が27日、札幌市内で記者会見し、今季表彰台に3度上がっている伊東大貴(雪印メグミルク)は「条件に左右されないように自分が飛べれば、成績はついてくる」と抱負を述べた。公式練習では134メートルを飛んだ。

 4日に初の表彰台となる3位に入った竹内択(北野建設)は「風が荒れるので、できることをやるのが大事な台。自分はついていると思って飛びたい」と語った。今季のW杯総合トップのアンドレアス・コフラー(オーストリア)は「2本いいジャンプをそろえたい」と意欲的だった。

 27日は個人第16戦の予選が行われ、日本勢は竹内が128・5メートルを飛び、122・3点で2位、作山憲斗(北野建設)13位、葛西紀明(土屋ホーム)が16位、2季ぶりのW杯出場となる41歳の岡部孝信(雪印メグミルク)が24位になるなど、予選免除の伊東と合わせて日本勢10人が本戦へ進んだ。栃本翔平(雪印メグミルク)清水礼留飛(新潟・新井高)は落選した。

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2012年1月27日のニュース