母のためにも…笹田夏実 五輪出場誓う

[ 2012年1月27日 06:00 ]

コーチの前で床運動の練習をする笹田夏実

 母の思いを背負って夢舞台を目指す。体操女子の強化合宿が26日、東京都内で公開された。昨年11月の全日本選手権種目別で平均台、段違い平行棒を制した笹田夏実(16=大泉スワロー体育ク)は「五輪に出たいという気持ちはある」と気合十分。

 母・弥生さんは80年モスクワ五輪の代表だったが、西側諸国の参加ボイコットで悔し涙を流した。「(ボイコットは)しようがないと思うけど、選手の立場からしたら悔しいと思う」と笹田。代表選考会の4月の全日本選手権、5月のNHK杯で好演技を披露して、五輪代表の座を射止める。

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2012年1月27日のニュース