横審が稀勢の里の大関昇進を歓迎「琴奨と横綱目指せ」

[ 2011年11月28日 19:36 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は28日、東京・両国国技館で会合を開き、稀勢の里の大関昇進を歓迎した。

 鶴田卓彦委員長は師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)が急逝した中、九州場所で10勝した25歳を「悲しみを乗り越えてよく頑張った」と高く評価。その上で琴奨菊の名前も挙げて「相撲界のために2人とも横綱を目指して頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。

 13日目に21度目の優勝を決めるなど独走ぶりが際立った白鵬には内山斉委員が「白鵬1人に責任を負わせて非常に気の毒。日本人横綱がいれば責任が軽くなる」と話し、日本勢の奮起を促した。

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2011年11月28日のニュース