日本 開幕6戦目でやっと白星!エジプトに逆転勝ち

[ 2011年11月28日 06:00 ]

<日本―エジプト>第3セット、スパイクを決める石島

バレーボールW杯男子第6日 日本3-1エジプト

(11月27日 マリンメッセ福岡ほか)
 開幕5連敗だった日本はアフリカ選手権覇者のエジプトに3―1で勝ち、今大会初勝利を挙げた。勝ち点は5。日本は第1セットこそミスが目立って失ったが、第2セットからエースの清水(パナソニック)や、山村(サントリー)松本(堺)の両センターの活躍で3セットを連取した。

 日本はエース清水の活躍で、95年以降10勝4敗と相性が良かったエジプトに逆転勝ち。連敗を止めた。清水は「みんながつないだボールは全部決めようと思った」と汗をぬぐった。スパイクは34打数で20得点し、ミスはわずかに3本。「今までは(強打が単調になってはいけないと)頭では分かっていても、体が一致しなかった」と言う。今大会では試合を重ねるごとに状況判断の質が向上。この日も、代表トップのベンチプレス150キロのパワーを生かして豪快に打ち抜いたかと思えば、相手のブロックをよく見てワンタッチを誘うなど硬軟織り交ぜた。

 次の相手はエジプト同様に実力が接近している中国。来年の五輪最終予選兼アジア予選をにらみ、絶対に叩いておきたい相手だ。「常に計算できる選手になるのが理想」という清水が大黒柱の仕事をすれば、2連勝がぐっと近づく。

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2011年11月28日のニュース