木崎 海外修行スピード強化で五輪狙う!

[ 2011年11月22日 06:00 ]

横浜国際女子マラソン優勝から一夜明け、早朝のジョギング前に準備運動をする木崎

 夢舞台へ海外武者修行だ。20日の横浜国際女子マラソンで優勝し、12年ロンドン五輪の代表有力候補に浮上した木崎良子(26=ダイハツ)が来春、海外のトラックでスピード強化することが21日、分かった。

 代表決定は来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズの結果次第だが、林監督には本番までのプランが描かれている。マラソン代表選手は春に国内でトラックを走るケースが多いが、「強豪が走る海外レースでスピードを鍛えたい」と同監督。4月下旬~5月上旬に米カリフォルニア州で行われるカージナル招待1万メートルへの出場が有力だ。

 今年5月の同大会で、福士が自己2番目の30分57秒90をマーク。海外勢を含めトラックの標準記録突破を目指す選手が多数出場するため、スピード強化には絶好の舞台だ。木崎は高地合宿の拠点が米アリゾナ州フラッグスタッフで、米国でレースに出場した後、スムーズに合宿に移行できるメリットもある。ニューヒロインはこの日、早朝から約50分のジョギングで体をほぐした。交際を続けている京都・宮津高時代の同級生にはレース後は連絡できず、この日の朝になって電話で優勝を報告。「“連絡がなかったから寂しかった”って言われました」と幸せそうな笑みを浮かべていた。

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2011年11月22日のニュース