古閑 勝たなければ最終戦「優勝したい」

[ 2011年11月17日 06:00 ]

 既に今季での引退を表明している古閑美保(29=京セラミタ)はプロ11年の集大成を見せることを誓った。

 優勝しなければ自身の最終戦となるが、「(師匠の)清元先生に表情とか感情を出すなと言われて古閑美保というプロゴルファーを演じてきた。最後のカップインまで続けたい」と感傷的な気分は封印。「出るからには試合のやり方、入り方は変えない。11年間貫いたことをやりたい」と力を込めた。

 この大会は03年に逆転でプロ2勝目を挙げた。「早い時期に2勝目ができて、思い出深い。それが次の勝ちにつながった」と好印象を持っている。両親も地元の熊本から駆けつける予定で「頑張って優勝したい。(最終戦のために)来週の予定はもちろん空けている」と最後まで勝利へのこだわりを見せた。

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2011年11月17日のニュース