日本、五輪へ望み…世界ランク1位のブラジル破る

[ 2011年11月13日 20:41 ]

日本―ブラジル 第1セット、スパイクを放つ木村

 3位までがロンドン五輪出場権を得るバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会第8日は13日、札幌市の北海きたえーるなどで行われ、日本は世界ランク1位のブラジルに3―0で快勝し、5勝3敗の勝ち点16で5位を保って五輪切符獲得に望みをつないだ。日本が五輪、世界選手権を含む三大大会でブラジルに勝ったのは、日本協会が記録集計を始めた1993年以降では初めて。

 日本は江畑(日立)と木村(東レ)が力強いアタックを連発。守ってもブロックがよく決まった。ブラジルは5勝3敗の同12で6位。

 イタリアはセルビアにストレート勝ちし、8戦全勝の勝ち点23で首位を守った。米国はドミニカ共和国を破って7勝1敗、同21の2位。中国が韓国を退けて6勝2敗の同19で3位を維持した。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 選手が集中してプレーしてくれた。最高です。サーブが良かったし、ブロックも良かった。(勝因は)一致団結だと思う。この勢いを東京に持っていきたい。

 ▼ギマラエス・ブラジル監督の話 日本がブラジルを上回っていた。木村と江畑の攻撃が鋭く、ミスも少なかった。

続きを表示

2011年11月13日のニュース