昨季の悔しさ晴らしたい…真央 異例のプログラム持ち越し

[ 2011年11月13日 08:27 ]

表彰式で、優勝した鈴木と抱き合う浅田

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦 NHK杯第2日 女子フリー

(11月12日 札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 女子フリーで浅田真央(21=中京大)は125・77点で1位となり、合計184・19点で2位になった。トリプルアクセルを封印し、ショートプログラム(SP)3位からの逆転Vはならなかったが、手応え十分の今季初戦だった。

 フリーは2季連続で「愛の夢」。昨季は世界選手権で自己ワーストの6位に沈むなど納得の滑りができず、浅田が望んで異例のプログラム持ち越しになった。衣装も替えず、ジャンプ構成も昨季終盤とほぼ同じ。連続ジャンプの2つ目の3回転は苦手だったが、この日はダブルアクセル―3回転トーループを決めた。滑り慣れている利点を生かし、表現力評価の演技点でもトップの得点をマークした。

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