日本、セルビアに完敗…今大会の五輪切符難しく

[ 2011年11月11日 21:20 ]

<日本・セルビア>第3セット、得点を決められコートに転がる竹下。左は森

 バレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会第6日は11日、札幌市の北海きたえーるなどで行われ、昨年の世界選手権3位の日本は、欧州選手権覇者のセルビアに0―3で完敗した。3勝3敗で勝ち点10の7位に後退し、今大会で3位までに与えられる五輪出場権獲得は難しくなった。セルビアは3勝3敗の同11で6位。

 日本は木村(東レ)を中心に攻撃を組み立てたが、セルビアの高さのあるブロックに阻まれた。

 イタリアは韓国にストレート勝ちし、6戦全勝の勝ち点17で首位をキープ。米国はアルゼンチンを3―0で退け、5勝1敗の同15で2位を守った。世界ランキング1位のブラジルは中国をフルセットの末に下して5勝1敗の勝ち点12で5位、中国は4勝2敗ながら同13で4位にいる。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 大事な試合だったが、サーブで崩された。(ロンドン五輪出場が決まる3位以内は)3敗目となって非常に厳しいが、可能性がある限り、やっていく。

 ▼テルジッチ・セルビア監督の話 素晴らしいプレーを見せることができた。日本に勝ったのは喜ばしいことだ。

続きを表示

この記事のフォト

2011年11月11日のニュース