真央 壁に激突も余裕「少しずつ仕上がってきている」

[ 2011年11月11日 07:40 ]

公式練習で笑顔を見せる浅田

 フィギュアスケートのGPシリーズ第4戦・NHK杯は11日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。昨季の世界選手権で6位に終わり、今大会が今季初戦となる浅田真央(21=中京大)は、11日の女子ショートプログラム(SP)に向けて公式練習で調整した。

 昨季は世界選手権で自己ワーストの6位に沈み、オフはスピードをテーマにトレーニングを積んできた。

 「トリプルアクセルだけじゃないし、他の部分で取りこぼしがないようにしたい」。自身の代名詞の大技はもちろんだが、全ての面でスケールアップした姿を見せることが今季の目標だ。

 「スケーティングもスピンもステップも練習してきた。少しずつ仕上がってきていると思う。全体的にまとまった演技をしたい」。この日の練習では3回転ルッツで転倒して壁に激突したが、その直後に佐藤コーチと笑みを浮かべて話すなど、精神面での余裕もうかがわせた。

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2011年11月11日のニュース