鳴戸親方告別式 おしん横綱に最後の別れ

[ 2011年11月11日 13:49 ]

 7日に急死した大相撲の鳴戸親方(元横綱隆の里、本名高谷俊英)の告別式が11日、千葉県松戸市内の斎場で営まれ、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)や部屋頭の関脇稀勢の里ら約400人が参列し、現役時代は「おしん横綱」と呼ばれた親方に最後の別れを告げた。

 告別式には部屋を継承した鳴戸親方(元幕内隆の鶴)や幕内若の里、高安、十両隆の山ら部屋の力士やOBが参列。祭壇には所属する二所ノ関一門などの親方衆から届けられた花が並んでいた。

 出棺へと向かう際には呼び出しの太鼓の音が響いた。13日から始まる九州場所で大関昇進を目指す稀勢の里や鳴戸親方らが神妙な表情で棺を運び、59歳で旅立った師匠に向かって両手を合わせた。

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2011年11月11日のニュース