五輪招致、年内に国会決議　招致議員連盟も今月発足へ

　超党派でつくるスポーツ議員連盟は１１日、総会を開き、東京都が立候補した２０２０年夏季五輪の招致推進を求める国会決議を年内に目指す方針を決めた。早ければ今月中にも五輪招致推進議員連盟を発足させる。

　東京が落選した１６年五輪招致では国会決議が遅れた経緯もあり、自民党の遠藤利明常任理事は「スポーツ基本法が施行され、今回は早期にオールジャパン態勢を築きたい」と述べた。決議文には「招致の意義として震災からの復興を盛り込む」との意向を表明した。

　２０年五輪には６都市が立候補し、開催都市は１３年９月に決定する。