貴乃花親方「残された力士のことが本当に心配」

[ 2011年11月8日 06:00 ]

鳴戸親方 死去

 貴乃花親方(元横綱、スポニチ本紙評論家)は訃報に関し「急なことで何と言っていいか。大変悲しく思います」とコメントした。

 九州場所で大関獲りに挑む稀勢の里には入門当時から“将来の横綱候補”として大きな期待を抱いてきた。現在は審判部長として大関昇進を判断する立場でもあるだけに「場所を前にして、残された力士のことが本当に心配です。稀勢の里には平常心を持ってやってほしいと思います」と話した。

 ▼北の湖親方(元横綱) 苦労して横綱になった人だった。とにかく腕力が強く、筋肉が盛り上がっていた姿が印象深い。稀勢の里に大関の声が掛かろうという時期が訪れただけに、本人は無念だろう

 ▼西岩親方(元幕内・隆の鶴) 今は気が動転して、何が何だか(分からない)。親方は弱音を吐く方ではないので、自分の体にむち打って指導されていたのだと思う。稀勢の里が大関獲りだし、ほかの力士も含め、部屋一丸となって頑張っていく。

 ▼花籠親方(元関脇・太寿山) 本当に残念。大先輩だったのに、本当に残念です。(鳴戸親方の二子山部屋時代の弟弟子)

続きを表示

2011年11月8日のニュース