錦織圭、世界ランク24位!日本男子史上最高を更新

[ 2011年11月8日 06:00 ]

優勝したフェデラーと準Vの錦織

 男子テニスのスイス室内で準優勝した錦織圭(21=ソニー)が7日に発表された世界ランキングで前回より順位を8つ上げ、日本男子史上最高を更新する24位となった。これまでは錦織が10月17日付で記録した30位が最高だった。自身の公式ブログで「20台…。もういい訳はできない(略)上にいくのに」とつづり、決意を新たにした。

 錦織は7日にパリへ移動し、8日にマスターズ・パリ大会1回戦で世界63位セルジー・スタホフスキー(25=ウクライナ)と対戦する。自身今季最後の大会で順当に行けば、2回戦で世界19位のビクトル・トロイツキ(25=セルビア)、3回戦でスイス室内の準決勝で逆転勝ちした世界1位のノバク・ジョコビッチ(24=同)と再戦する可能性がある。

 「今は20位が目標」という錦織は4大大会などに続いて権威のあるマスターズ・シリーズに上位進出でポイントを稼げば実現可能となる。ただ、ジョコビッチも世界1位の座に懸けて2連敗は阻止したい。良き相談相手の松岡修造氏(44)から「世界一への夢、4大大会の優勝へスタートを切った」と励まされた錦織は再び世界を驚かすつもりだ。

続きを表示

2011年11月8日のニュース