ニュージーランド 第1回大会以来24年ぶりの世界一

[ 2011年10月23日 19:05 ]

ラグビーの第7回W杯決勝でフランスを破り、黄金色の優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を掲げるニュージーランドのキャプテン、マコウ

 4年に1度、ラグビー世界一を決めるワールドカップ(W杯)の第7回ニュージーランド大会最終日は23日、同国北島オークランドのイーデン・パークで決勝を行い、ニュージーランドがフランスに8―7で辛勝し、1987年の第1回大会以来、24年ぶり2度目の優勝を果たした。

 開催国代表オールブラックスは前半15分にプロップのウッドコクが先制トライを挙げ、5―0で折り返した。後半6分にPGで加点。その後はフランスにトライを許して守勢に回ったが、1点差で逃げ切った。フランスは3度目の決勝進出だったが、またも初優勝を逃した。8―7のスコアは決勝の最少得点記録で、1点差も最少だった。

 今大会のトライ王は6トライのクレール(フランス)とアシュトン(イングランド)。62点を挙げたM・ステイン(南アフリカ)が得点王に輝いた。

 次回大会は2015年にイングランドを中心とした英国で開催される。19年大会は日本開催が決定している。

 ▼ニュージーランド・マコウ主将の話 言葉で言い表せない。どの街でも応援してくれたニュージーランドのみんなと喜びを分かち合いたい。

 ▼フランス・デュソトワール主将の話 自分たちがW杯で成し遂げたことを誇りに思う。ニュージーランドにとっては良い結果だった。(共同)

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2011年10月23日のニュース