五輪へ走る!野口、1月大阪国際か3月名古屋出場

[ 2011年10月23日 06:00 ]

 アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(33=シスメックス)が、ロンドン五輪代表選考会である来年1月の大阪国際か3月の名古屋ウィメンズに出場する意向であることが22日、分かった。指導する広瀬永和監督が明かした。

 野口は23日の実業団女子駅伝西日本大会(宗像市役所前発着=6区間、42・195キロ)で10カ月ぶりにレースに復帰し、2番目に長い3区(10・2キロ)を走る。

 この日、開会式に臨んだ野口は「あしたはとにかく元気に、思い切って走りたい」と笑顔で話した。広瀬監督は「駅伝はマラソンに向けてのステップ」と説明した。

 野口は昨年のこの大会で08年5月の仙台国際ハーフマラソン以来となるレースに出場した。昨年12月の全日本実業団対抗女子駅伝でも走ったが、そこで左足を疲労骨折。その後、左でん部肉離れも発症し、レースから遠ざかっていた。挑戦を明言しているロンドン五輪に向けた復帰戦となる。

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2011年10月23日のニュース