賞金女王確定的に…ヤニ・ツェン優勝 美香11位、藍は13位

[ 2011年10月23日 18:59 ]

 台湾で初の米女子ゴルフツアーとなる台湾選手権は23日、台湾北部のサンライズ・クラブ(パー72)で最終ラウンドを行い、単独首位で出た台湾出身のヤニ・ツェンが66をマークして通算16アンダーの272で優勝し、今季7勝目を挙げた。

 優勝賞金30万ドルを加えて今季の獲得賞金を約287万3000ドル(約2億2100万円)とし、3大会を残して初の賞金女王を確定的にした。

 宮里美香は70でまとめて3アンダーの11位。宮里藍は71で通算2アンダーの13位に終わった。74で回った上田桃子は4オーバーの34位だった。

 首位と5打差の2位にアサハラ・ムニョス(スペイン)と梁熙英(韓国)が入った。

 ▼ヤニ・ツェンの話 重圧の中で勝てたのは本当に良かった。最終日はボギーもなく、良いプレーができた。今季が永遠に続けば、もっと勝てるのに。

 ▼宮里藍の話 なかなかパットが入らなかったのがスコアを伸ばせなかった原因。どこかでチャンスは来るかなと思っていたけど最後まで来なかった。でもボギーなしだったのは価値があると思う。納得はいってないけど安定感はあった。

 ▼宮里美香の話 ボギーが先行したけど耐えて、後半にスコアを伸ばせたのは大きかった。(2週連続で日本での試合に向けて)ショットの感触は良いのでグリーン上の勝負になると思う。

 ▼上田桃子の話 7連戦してきたというのもあっって体力不足という感じがした。パワーが残っていなくてショット、パットも思うように決まらなかった。1週空くのでしっかり休んで、ミズノでまた頑張りたい。(共同)

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2011年10月23日のニュース